2025年も残すところ、あと3ヶ月と少し。
今年が終わったら、私たちは熊本へ行く。
今は夜な夜な未来のことを二人で話すのが日課になっている。
部屋を決めた頃は、よく喧嘩をした。
意見をぶつけ合い、衝突を繰り返していた。
「私はこんな風に話したい」
「俺はそういう言い方は好きじゃない」
そんなふうに、コミュニケーションの仕方まで話し合った。
思うに、はじめの頃の私は完璧を求めていたのだと思う。
でも、
ぶつかって衝突すると、夫が急に“俺様”に見えてすごく嫌だった。(ホントに!)
というより、
自分の意見が承認されないことに苛立ち、
熊本での新しい生活が霧に包まれていくように感じていた。
それでも――
結局は、大丈夫なんですね。
障害と思える出来事は、必要だから起こる。
これまでもそうだったし、きっとこれからも同じ。
先日、地元の方に勧められてお蕎麦屋さんへ行った。
36℃近い暑さの中、待つこと40分。
あまりの暑さと退屈さに「そうだ、写真を撮ろう♪」と、私が夫を撮っていたとき、
後ろに並んでいた若い男性が「撮りましょうか?」と声をかけてくれた。
お言葉に甘え、お店の前に二人で並んだ。
撮ってもらった写真を見て驚いた。
私が撮ったものよりも、数倍いい仕上がりで焦りました…😰
けれど、そこに写っていたのは、
私たちの何気ない時間と、これから始まる日々の予感。
写真って、やっぱり面白い。
Photo by 蕎麦屋にならんでた若いお兄さん